やりがいのある仕事という幻想を読んで

こんにちは、本日からブログを開設したぺんと申します。

本日は、朝日新書「やりがいのある仕事」という幻想 著者:森博嗣 先生の本についての自身の感想を述べていきたいと思います。

 

この本は、2013年5月30日に発行された本なのですが、昨日仙台のヤマト屋書店の目立つ位置にコーナーが設置されていました。

 

私自身今は会社員なのですが、本当にやりたい仕事をどうやって見つければよいのか?といつも考えていたため目につきました。この本は、前提として仕事の内容=人の価値ではない、ということを日本の憲法にある基本的人権をもとにして、易しく説明しています。

要するに人が憧れたり、なるのが難しい仕事に就いているだけで、高い給料は得られるが、それによって、その人が他人から上等な扱いを受けることにはならないのです。それに仕事をしていないからと言って、怠け者扱いされるかというと、そうでもないそうです。

著者の森先生は、上記の前提を踏まえて通常のビジネスマンとは違うフィールドから、若者に向けて生き方についてアドバイスをしています。

工学博士と作家という2つのキャリアを持つ方で、いわゆるビジネスマインドとはかけ離れた考えを持っていますが、多くのビジネス書を読み、セミナーに行っていた私にとっては、かなり客観性があって役立つアドバイスが沢山書かれていました。

 

番役に立つところは、自分に合った仕事の選び方についてです。

今良い仕事、業界はいつかだめになってしまう、これはまさにそうであると言えます。

コマーシャルで宣伝をしているときは、製品の需要に供給が十分に追いついて、余剰が生じているくらいの状況であるため、儲かって仕方がないというわけではないということです。

 

メディアに露出している情報をもとに仕事を選ぶのではなく、この先に出てくるマイナーな分野のほうが成功の確率が高いのです。

しかしそのマイナーな分野を見つけることが私にとっては、とても難しいのです。

今からできることは、興味のある分野から情報を調べていくしかないのでしょう。

 

もっと書きたいところなのですが、パソコンの調子がよろしくないので、今日はここまでにします。

 

参考:朝日新聞社 「やりがいのある仕事」という幻想 著者 森博嗣 作